ハーフライフル問題…

 最近、狩猟業界でよく話題に出てくるお話です。昨年、長野県で起きた猟銃立て籠り事件が発端で、この時犯行に使われたハーフライフル銃身に規制をかけようとしている問題です。内容的には、ライフルの所持条件と同じ扱いにして、猟銃を所持してから10年経過しないとハーフライフルを所持できませんというものです。ちなみに店主もハーフライフル所持しております。ただ、近々の情報を整理すれば、一部条件付きで最初の銃から所持できるようになるっぽいです。今現在、情報を収集している最中で、店主も断言できませんし、この件に関しては、まだ国会を通ってないので100%の安心はないですけど…なんにせよ選択肢が減ることになるのは嫌ですし避けたいですね。

 ここからは弾屋のボヤキになります。今、話題になっているのは初めての猟銃を所持するときにハーフライフルを所持できるかできないか、という点が問題になっております。が、弾屋的には、このハーフライフルに使用できるサボット弾の安定的供給と1発当たりの単価が気になっているところです。みなさんご存知の通り、ほぼ鉛のサボット弾は国内流通しておりません。一昨年あたりから銅弾のサボットがちらほら銃砲店には並んでいるようですが、その在庫もごく少数のようで、手に入れるのに相当苦労しているかと思います。また、1発あたり千円を超えているので、購入の際もかなり躊躇していると思います。私もそうでした。1発千円越えだとスコープ合わせだけで散財してしまいますし、いざ有害業務で出動したときに弾が無いと話にならないので、練習にもほとんど使えない状況です。そんな状況で有害業務に出撃しても、まぁ当たらないですよね。ほぼ、ゼロイン作業時しか撃ってないですもの。

 また、苦労して購入した弾が無くなった場合、また同じ弾が購入できない場合があります。

一昨年この弾でゼロインしたけど去年はどこにも売ってない…

 その年で購入できる銘柄が変わってしまうと、また最初からスコープを調整しなくてはなりませんし、著しく銃との相性が悪いとそもそもで運用できないですよね。毎年こんな状況になってしまうと、本当にサイフに大打撃、ヘソクリだけでは運用できません!ただ、スペックが大体同じであれば弾頭の材質が変わっても、そんなにズレないものもあります。弾を変える際は、弾速(m/sとかfps)、弾頭の重量を気にして購入してみてください。

DUPO28 2.75インチ ¥3,300(5発)

DUPO28の2.75インチはバーンズの銅弾にスペック近し!(まだ撃ったことないけど)さらに銅弾の約半額!当店在庫有りますしキャッシュでお支払いなら、ちょっと勉強します♪

 と、まぁ店主が勝手に思っているハーフライフル問題でした。これから猟銃を購入される方で、ハーフライフル銃を選択肢に入れてる方は以上のことも気にしてみてください。入荷の情報や店に在庫してある弾種については一通り店主が撃って感じたことをみなさんに伝えられればと思います。これからもTRAPをよろしくお願いします。

最近店のBGMにBUCK-TICKを流している店主でした〜♪